パリオリンピック選考レースは2以下の争いが激しく、Tリーグ・リーグ戦のシングルスとビクトリーマッチに付与される選考ポイントは、少なからず順位に影響を与えました。が、早田ひな選手は海外遠征を優先したこともあってTリーグ（レギュラーシーズン）に出場したのは6回だけでした。
レギュラーシーズンで優勝したのは、圧倒的な強さを見せた木下アビエル神奈川でした。日本生命レッドエルフは2位で、日本ペイントマレッツとのプレーオフセミファイナルに進みました。
プレーオフセミファイナルで日本ペイントマレッツに3-2で勝利し、プレーオフファイナルで木下アビエル神奈川に3-0で勝利して見事「王者奪還」を達成しました。
なお、この記事では早田選手の試合結果だけにフォーカスしています。他の選手や他のチームの結果についてはTリーグ公式サイトを参照してください。
＊アイキャッチ画像はこちらの記事からの引用です。
付与される選考ポイント
- 2022-2023シーズンTリーグは、シングルス1勝1点、ビクトリーマッチ2勝1点、セミファイナル1勝1点、ファイナル1勝2点でした。
- 2023-2024シーズンTリーグ（10試合までを対象）は、シングルス1勝2点、ビクトリーマッチ1勝1点です。
2022-2023シーズンTリーグにおいて、選考レース上位の選手は12ポイント以上獲得しました。2023-2024シーズンTリーグは、2023年末までなので試合数は少ないものの、ポイントが倍になるので15ポイント程度は獲得しそうです。
特に2023-2024シーズン開幕時点で2位の平野美宇選手と3位の伊藤美誠選手のポイント差はわずか26.5であるため、両選手にとってシングルスとビクトリーマッチへの出場機会はとても貴重なものになります。
パリオリンピック選考ポイントの詳細については次の記事で解説しています。
表の見方
- レッドエルフのレギュラーシーズン20試合を並べています。
- マッチカウントはレッドエルフー対戦チーム順です。
- ゲームカウント、スコアは早田選手ー対戦相手順です。ビクトリーマッチは1ゲームなのでそのスコアを載せています。
- 早田選手がダブルスで起用されることもありますが、非常に稀なのと選考ポイント付与対象外なので省いています。
- 海外遠征などにより出場しなかった、ベンチ入りしたけど試合に起用されなかった場合はその旨を記載しています。
Tリーグ・リーグ戦の結果一覧表
選考ポイントが付与されるのは10試合目までです。11試合目以降は勝敗に関わらず0にしています。
- 8月30日の勝利者（ヒロイン）インタビューで、（8月25日の試合に出場しなかったことを指して）コンディションを整えるのが難しくて試合に出るのを控えていた、という主旨の発言がありました。そして8月30日の仕上がりはすくぶる良かったです。（ハイライト）
- 11月16日の京都戦ではダブルスにも起用され（早田・赤江ペア）て2-0で勝利しています。（ハイライト）
プレーオフで早田ひな選手はエースの仕事をしました
プレーオフセミファイナル
第3マッチで横井咲桜選手に3-1で勝利しました。横井咲桜選手には昨年12月にVMで11-13で負けています。試合は2-2となり、VMで（早田ひな選手も予想外と言った）横井咲桜選手と再戦になりました。3-6とリードされる苦しい展開でしたが、勝負強さを見せて11-9と逆転で勝利し、チームをプレーオフファイナルに導きました。
第3マッチのハイライト。
VMのハイライト。
プレーオフファイナル
チームメイトが頑張って2-0で回してくれた第3マッチ、直近のシンガポールスマッシュでストレート負けしている平野美宇選手との再戦でした。第3マッチに早田ひな選手が起用されることはオーダー開示されており、中澤監督はシンガポールスマッシュの結果を踏まえて平野美宇選手を当ててきたそうです。
まだ100%ではないとしても、シンガポールスマッシュの時とは別人のような動きで強い平野美宇選手を抑え込み、3-1で勝利してチームの優勝を決めました。
第3マッチのハイライト。
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Tリーグ公式チャンネルにある早田ひな選手の動画集
YouTubeのTリーグ公式チャンネルが無料公開している試合動画の中から、早田ひな選手の動画をピックアップしました。
