世界卓球は選手にとっても日本卓球協会にとっても特別な大会です。優勝者に付与されるポイントはグランドスマッシュと同じですが、大会の「格」は明らかに世界卓球の方が上です。
早田ひな選手は2023年のダーバン大会で王芸迪選手との死闘を制して銅メダルを獲得する「歴史的快挙」を成し遂げました。2大会連続でシングルスのメダル獲得を目指しましたが、準々決勝で陳幸同選手に完敗し、ベスト8でした。それでも怪我からの回復途上で出場すら叶わなかったかも知れない世界卓球で、石洵瑶選手を倒して準々決勝に進み、陳幸同選手と戦えたことは大きな収穫になりました。
*アイキャッチ画像は世界卓球ドーハ大会特別サイトからの引用です。
大会の仕様
- 個人戦と団体戦が毎年交互に開催されています。奇数年は個人戦、偶数年は団体戦です。
- 日本卓球協会がオリンピックに次ぐ重要な国際大会と位置付けており、選手選考・選手団の派遣には別格のリソースを投入しています。
- 個人戦はシングルス、ダブルス、混合ダブルスの3種目を実施。
- 団体戦はシングルスのみでリーグ戦による予選ラウンドとトーナメント戦による決勝ラウンドで構成。
- 日本人のシングルス出場枠は5名。
- シングルスはRound 128から、ダブルス種目はRound 64から(ともに予選なし)と出場人数、試合数が多い。
- シングルスのシード数は32。
- シングルスは7ゲームマッチ、ダブルス種目は5ゲームマッチ。
- 同一種目は同日には1試合しか行われない日程が組まれています。
- 優勝選手には2000ポイントが付与されます。(オリンピック、グランドスマッシュと同じ。)
選考基準と出場選手
世界卓球2025ドーハ大会の出場資格を得るためには、2024年アジア選手権大会に出場して条件を満たす必要がありました。早田ひな選手は怪我の再発により、エントリーしていたシングルスを棄権したため、アジア選手権大会では出場資格を得られませんでした。そして残ったシングルスの1枠を、2025年全日本選手権大会のシングルスで優勝したことで獲得しました。
- 女子シングルスは張本美和選手、伊藤美誠選手、平野美宇選手、大藤沙月選手がアジア選手権大会で、早田ひな選手が全日本選手権大会で獲得しました。
- 女子ダブルスは張本美和/木原美悠ペア、大藤沙月/横井咲桜ペアが獲得しました。
- 混合ダブルスは吉村真晴/大藤沙月ペア、松島輝空/張本美和ペアが獲得しました。
大会情報
- 期間:2025年5月17日から25日
- 場所:カタールのドーハ(日本との時差6時間、現地10:00が日本の16:00)
- 出場種目:シングルス
- 参照:WTT公式サイト、日本卓球協会公式サイト
ネット中継
テレビ東京が中継を担当した大会では最悪のものになりました。
- (ITTFが管轄する大会ですが)WTTがYoutubeチャンネルで全テーブル(T1からT9)をリアルタイム配信しました。が、日本は全テーブルが地域制限により視聴できませんでした。
- テレビ東京卓球チャンネルはT1をリアルタイム配信しました。
- テレビ東京がU-NEXT(有料)でT2で行われた日本人選手の試合を、日本語実況解説付きでリアルタイム配信しました。
- T2で行われた日本人選手の試合の多くを、テレビ東京が地上波とBSで生中継しました。
- T2で行われた日本人選手以外の試合はほぼ配信しない、T3からT9は日本では(VPNを使わない限り)視聴できないというひどい状況でした。
- 日本人選手の試合がT2で開催されるよう影響力を発揮したようですが、T3以降のテーブルで開催されたものもあり、それらはリアルタイム視聴不可能でした。
- さらに残念なことに、日本人選手の試合はテレビ東京卓球チャンネルにハイライトしかアップロードされませんでした。従来はフル動画をすぐに公開してくれていたのですが、今大会はそうなりませんでした。(WTTのYoutubeチャンネルでも地域制限により視聴不可)
- テーブル2台での進行になった木曜日からは、T1で行われた日本人選手の試合もU-NEXTで配信するようになりました。
僕はやむなくVPNに課金したので観たい試合は全部リアルタイム視聴できましたが、フル動画のアーカイブを公開してくれないと本ブログで目指していることが実現できず、とても残念に思っていました。が、大会終了後の深夜から、WTTが配信したそのもののアーカイブが公開され始めました。良かったです。早田ひな選手の試合も公開されましたらそのフル動画へのリンクを追加します。
大会開催前
テレビ東京制作のプロモーション動画。
記者会見前、午前中の公開練習の様子。
🏓2025年世界卓球選手権ドーハ大会 🇶🇦
公開練習#早田ひな❎ #伊藤美誠#卓球 #日本卓球協会 #JTTA#タマス#ANA #全農 #スターツ #日清紡 pic.twitter.com/xgUwAf8Zqn— 日本卓球協会 (@jtta_official) May 7, 2025
楽しそうに練習する様子。
日本代表選手記者会見(全体)。前半が長いのでコメント部分の動画がおすすめ。
上記記者会見の監督と選手のコメント部分。
写真撮影の様子。
囲み取材の動画。
\開幕まであと9日‼️/
🏓2025年世界卓球選手権ドーハ大会 🇶🇦
🗓️5.7
公開練習 テレビ囲み取材🎤🇯🇵#早田ひな
「自分を信じて世界選手権の舞台で試合を楽しむだけ」#タマス#ANA #全農 #スターツ #日清紡#ITTFWorlds2025#世界卓球2025 pic.twitter.com/o618ITqbp8— 日本卓球協会 (@jtta_official) May 8, 2025
テレ東だから撮れるインタビュー動画。
囲み取材に関する記事。
見どころ解説記事。
藤井寛子さんによる女子シングルスの見どころ解説。
カタール到着直後の様子。
麻生麗名選手(チームひなに帯同)と練習している様子。
開幕前日練習後のインタビュー記事。
楽しそうに練習する早田ひな選手。
#世界卓球 2025🇶🇦
試合に向けハードな練習を重ねる!
笑顔は絶やさない #早田ひな ✌️❤️🔥結果速報・トーナメント表
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U-NEXTで日本人注目試合を独占ライブ配信‼️
▶️https://t.co/bVzNoF5f13 pic.twitter.com/5FU64xhBIk— テレ東卓球情報 (@tvtokyo_tt) May 17, 2025
日本チームの練習風景。これは貴重映像。
卓球遺産
大会直前に公開された世界卓球応援企画において、2023年ダーバン大会での王芸迪選手との死闘が取り上げられました。
こちらは収録でスタジオを訪ねていた早田ひな選手とのショートトーク付きです。
こちらは過去の素材を再編集したバージョン。
シングルス出場選手
予選なし、全員本戦から出場で総数128名。次は世界ランキング上位40名の顔ぶれです。
早田ひな選手はWR7位で第6シードでした。
中国人選手は四天王+石洵瑶選手の5名でした。
シングルス:ベスト8
早田ひな選手はR16で石洵瑶選手と当たり、そこを突破できて順当ならば準々決勝で陳幸同選手と当たる、普通に厳しいドロー(左の山、右の山)でした。この大会は32名がシードされるので、WTTシリーズよりも「ひどいドロー」になりにくい印象ですが、それでも勝ち上がるのは容易ではありません。
早田ひな選手は石洵瑶選手を倒して準々決勝に進みましたが、恐ろしく強い陳幸同選手に完敗して結果ベスト8でした。
Round 128(1回戦)
ルーマニアのディアコヌ選手との対戦でした。混合団体ワールドカップ2023で対戦しています。その時は非常に苦戦しました。
第3、第4ゲームは接戦になりましたが、しっかり勝ち切りました。早田ひな選手は終始落ち着いていました。
- 第1ゲーム、早田選手は状態が良さそうで、序盤から試合を楽しんでいる様子全開です。危なげなく11-6でこのゲームを取ります。
- 第2ゲーム、早田選手がリードを保つ展開が続きます。早田選手は仕上がりが良く、両ハンドとも精度が高いです。ディアコヌ選手につけいる隙を与えず11-5でこのゲームも取ります。
- 第3ゲーム、早田選手が追いかける展開が続きますが8-8で追い付きます。9-9からレシーブ2本を取り切り11-9でこのゲームも取ってゲームカウントを3-0にします。
- 第4ゲーム、接戦で点差が開かない展開が続きますが10-8でマッチポイントを握ります。ディアコヌ選手に打ち込まれてデュースになりますが、14-12で勝ち切ってストレート勝利を収め、静かに右手拳を振りました。
早田ひな選手、第1ゲームからバックハンドで攻めたレシーブをしていましたし、怪我の影響を感じさせないほど良く振れていました。動きも良く、速いボールを打たれた時の反応速度も申し分なかったです。
フル動画、日本語実況解説付き。
ハイライト。
試合結果を伝える記事。
内容のある記事、必見です。
テレ東制作の公式動画。
Round 64(2回戦)
イランのシャハサバリ選手との対戦でした。左利きの裏裏ドライブ型、初対戦です。
接戦になった第2ゲームを取り切ると、第3、第4ゲームは対応力の高さを見せて快勝でした。
- 第1ゲーム、早田選手は仕上がりが良く、リードを保つ展開が続きます。回り込みフォアハンドでストレートコースを突く攻撃で多く得点します。危なげなく11-5でこのゲームを取ります。
- 第2ゲーム、早田選手が追いかける展開が続きます。ややシャサハバリ選手のボールに合ってない感じです。9-9まで競りますが、最後両ハンドをしっかり振って11-9でこのゲームを取り切ります。
- 第3ゲーム、シャサハバリ選手の攻略法が分かったのか、精度の高いプレーでリードを広げ、11-1と圧倒します。早田選手はミスが少ないです。
- 第4ゲーム、このゲームも流れを渡すことなく11-2で圧倒し、ストレート勝利を収めました。
試合の早い段階で、どうすれば勝てるかが分かっていたように思えました。
フル動画。
ハイライト。
試合後のコート脇でのインタビュー。
試合結果を伝える記事。
内容のある記事、必見です。
Round 32(3回戦)
チェコのマテロバ選手との対戦でした。初対戦です。
予想外に苦戦しましたが、勝てて良かったです。フルゲームになっていたら危なかったですね。
- 第1ゲーム、早田選手がリードを広げる展開が続きます。終盤に追い上げられますが、11-7でこのゲームを取ります。
- 第2ゲーム、ゲームへの入り方が悪く、追いかける展開が続きます。マテロバ選手の攻撃が決まる回数が増え、4-9と大量リードを許します。そこから追い上げますが、7-11でこのゲームを落とします。
- 第3ゲーム、早田選手はあらゆる得点手段を繰り出してリードを広げます。マテロバ選手は攻撃力が高く、終盤追い上げられますが、11-7でこのゲームを取り返します。
- 第4ゲーム、マテロバ選手が強くて接戦になります。この試合ではフォアサイドを突かれた時の失点が多いです。またフォアハンドで無理に打ってミスになることが多く、9-11でこのゲームを落としてしまいます。
- 第5ゲーム、今日の課題を克服できずに競った展開が続きます。フォアハンドの感覚の悪さをバックハンドがカバーしている印象です。持てる力を全部出してマテロバ選手を振り切り、11-6でこのゲームを取り返します。
- 第6ゲーム、1本ずつ修正しながらプレーしている感じですが6-2と大量リードします。そこから追い上げられて9-10とゲームポイントを握られます。流れ的にフルゲームになると負けてもおかしくないです。そこから練習の成果が出たプレーでデュースに持ち込み、最後フォアハンドを振って12-10で逃げ切りに成功しました。
マテロバ選手も二人を倒して勝ち上がってきたわけで、簡単に勝てる相手ではありませんでした。いろいろと課題の多い試合でしたが、何より勝てて良かったです。これで石洵瑶選手とのR16を戦えます。
ハイライト。
早田ひな選手がTTR(ボールが見えない)を要求したシーン。
試合結果を伝える記事。
「慢しつつ冷静さも大事な試合だったんですけど、とにかく耐えることができました。我慢の100点かなと思います」
Round 16(4回戦)
中国の石洵瑶選手との対戦でした。世界卓球の最終選考会で優勝して出場権を得ました。2019年に2度対戦しています。
早田ひな史上初めて変形トマホークサーブを出し続ける戦術を取り、4-2で逃げ切りました。
- 第1ゲーム、早田選手がサーブレシーブで先手を取れたのに対し、石洵瑶選手は早田選手のボールへの対応が遅れ、早田選手がリードを広げる展開が続きます。危なげなく11-5でこのゲームを取ります。早田選手の状態は良さそうで、声も良く出ています。
- 第2ゲーム、石洵瑶選手が早田選手のボールに順応してラリー戦が増えます。序盤リードしていたものの7-7で追い付かれ、ミスが続いて8-11でこのゲームを落とします。
- 第3ゲーム、第2ゲームの悪い流れを引きずったまま失点を重ねてしまいます。1-6と大量リードされたところから、変形トマホークサーブに変え、展開が良くなり追い上げますが、8-11でこのゲームも落としてしまいます。
- 第4ゲーム、このゲームは絶対に落としたくないところ、変形トマホークサーブを続けます。サーブからの展開が良くなり、流れをつかんでリードを広げます。得点するたびに早田選手と岡コーチの咆哮がコートに響きます。早田選手は勝つ気満々ですが、同時に試合を楽しむ雰囲気が溢れています。第3ゲームとは別人のようなプレー内容で、11-5でこのゲームを取り返し、ゲームカウントを2-2にします。
- 第5ゲーム、サーブ時の得点率が上がり、レシーブ時に攻撃的な選択ができるようになった第4ゲームの流れを維持したままリードを広げます。石洵瑶選手はまだ変形トマホークサーブに苦労しており、攻撃的なレシーブができません。早田選手はどうすれば得点できるかが分かった状態、石洵瑶選手はやや混乱して本来のプレーができない状態に見えます。危なげなく11-5でこのゲームも取ります。
- 第6ゲーム、負けられない石洵瑶選手が中国代表の意地を見せて接戦になり、点差が開かない展開が続きます。フルゲームにはしたくないところ、9-9からレシーブ2本の展開で際どいラリー戦を制して10-9としてマッチポイントを握ります。最後ロングサーブを回り込みフォアハンドで打ち返して始めたラリー戦を制して11-9で勝ち切り、絶叫とともに全身で歓びを爆発させます。
今大会は試合を楽しみたい、試合に勝てたら100点と言っていましたが、石洵瑶戦に勝ってメダル決定戦を戦いたかったはずです。試合を楽しみながらも持っている能力、技術を出し切って勝ちに行く姿勢が、プレー内容に表れていました。その気持ちは勝利した瞬間に感情を爆発させた様子から分かります。
早田ひな選手は以前から変形トマホークサーブを試合でたまに出していましたが、出し続けたことは一度もありませんでした。この試合では第3ゲーム途中から変形トマホークサーブを(1本サーブミスしても気にせず)最後まで出し続けました。
誰もが難しい壁だと感じたであろう石洵瑶選手に勝てたことで、陳幸同選手とメダルを賭けた準々決勝を戦えます。
ハイライト。
ハイライト、1分バージョン。
第6ゲームで審判のレット宣言に対して石洵瑶選手がTTRを要求したシーン。
試合後のインタビュー。
テレ東制作の公式動画。
試合結果を伝える記事。
準々決勝
中国の陳幸同選手との対戦でした。直近の対戦はフルゲームで負けており、接戦になることが期待されました。
陳幸同選手の仕上がりが素晴らしく、完敗でした。四天王の世界卓球への臨み方は、WTTシリーズとは段違いでした。
- 第1ゲーム、接戦で点差が開かない展開が続き6-6まで競ります。そこから両ハンドにミスが続いて6-10とゲームポイントを握られたものの、粘ってデュースに持ち込ます。が、厳しいミドル攻めに対応できず10-12でこのゲームを落としてしまいます。
- 第2ゲーム、接戦で6-7まで競りますが、そこから一気に引き離され、6-11でこのゲームも落とします。ラリー中のミドル攻めが厳しく、窮屈な体勢でフォアハンドを振らされた時のオーバーミスが目立ちます。
- 第3ゲーム、両者長い展開を選択してラリー戦になりますが、鉄壁の陳幸同選手に対し早田選手はミドルのボールの処理に課題があり、苦戦を強いられます。7-11でこのゲームも落としてしまい、後がなくなります。
- 第4ゲーム、接戦で8-8まで競りますが、ラリー戦でのバックハンドの精度が低く流れをつかめません。厳しいボールを送らないとというプレッシャーによるものでしょう、他の選手となら決まるボールもミスしてしまいます。厳しいラリー戦を制して9-9としますが、最後ミスが続いて9-11で負けてしまい、準々決勝敗退となりました。
陳幸同選手に隙がなく、今日の状態では勝ち目がありませんでした。早田ひな選手はミドルを攻められて身体をよじってフォアハンドを振った時の失点が多く、この課題を改善しないと四天王の厚い壁は破れないですね。
なお、この試合でも途中から変形トマホークサーブを多用しました。もう試合で普通に使う標準サーブのひとつになったようです。
ハイライト。
テレ東制作の公式動画。
試合結果を伝える記事。
まとめ
- 準々決勝で強すぎる陳幸同選手に完敗してベスト8、2大会連続でシングルスのメダル獲得とはありませんでしたが、収穫の多い大会になりました。
- R16で勢いのある石洵瑶選手に勝てたことは大きな自信になったはずです。
- 早田ひな史上で初めて変形トマホークサーブを多用した大会になりました。もう普通に試合で使う、標準サーブのひとつになったようです。
- 付与されたWRポイントは350でした。5月、6月にポイントの失効ラッシュが続く早田ひな選手にとっては、ベスト16の175とベスト8の350には非常に大きな違いがあります。
陳幸同選手に完敗後
早田ひな選手はインスタグラムストリーズへの投稿で、次のように語っていました。
- 壁の先にあるさらに分厚い壁に向き合い、不可能を可能にすることができる。
- 今大会はメダルを取る実力がなかった。
- 目標達成できるように日々自分自身と向き合い続けていきたい。
また試合後のインタビューで次のように語ったようです。
負傷から復帰して出場権をつかんだ今回の世界卓球は、大舞台での相手との対戦から、引き出された技術、得られた感情、見つかった課題も多かったという。「パリの時の自分がよみがえったり、新しい自分が見えてきたり、自分と向き合うことで、楽しさは見つかってきている。今後も試合には出て行きたい。試合じゃないと見つからないこと(課題が)多いので」と見据えた。
ロサンゼルスオリンピックを目指している早田ひな選手が「今後も試合には出て行きたい」と言うことは、コンテンダーシリーズにも積極的にエントリーして行きたいということだと理解しました。
大会終了後
帰国直後のインタビュー、必見です。
ダブルスへの意欲を示しています。ペアがどうなるかはともかく、いいことだと思います。
おまけ
今大会で最も感動したのは、戸上隼輔・篠塚大登ペアが優勝した試合です。台湾ペアにゲームを先行される苦しい展開でしたが、見事に逆点で歴史的優勝を手にしました。