王芸迪選手は2021年終盤から世界ランクを一桁に上げ、現在世界TOP5以内にいます。中国四天王の一人でもあります。中国二軍の選手と言われた時期もありましたが、それは過去ですね。
早田ひな選手は王芸迪選手を日本人キラーと評価していましたが、世界卓球2023ダーバン大会の準々決勝で王芸迪選手との死闘を制して銅メダルを獲得しました。そして4ヶ月後のアジア競技大会の準決勝でもフルゲーム・デュースの激闘を制して勝利しています。
*アイキャッチ画像はWTT公式サイトからの引用です。
王芸迪選手のプロフィール
- 英語表記:WANG Yidi
- 漢字表記:王芸迪
- 英語読み:ワン・イーディー
- 日本語読み:おう・げいてき
- 年齢:27歳
- 国籍:中国
- 戦型:右シェーク裏裏ドライブ型
- 身長:163cm
早田ひな選手との対戦成績
直近の対戦ほど上にあります。
2022年アジア競技大会 準決勝
世界卓球2023ダーバン大会 準々決勝
2022アジアカップ 準決勝
世界卓球ヒューストン大会 Round 16
HEAD TO HEAD
WTT/ITTFの公式サイトにある対戦記録からの引用です。
早田ひな選手から見た王芸迪選手
早田選手は「中国選手の中でも、シングルスで最大の強敵は誰でしょう?」と聞かれて、次のように語っています。
「対戦したことがある選手の中では王芸迪(オウ・ゲイテキ)選手です。たぶん一番日本人に負けない、日本人キラーだと思います。他の選手なら自分の技術が通用するなど、まだ手応えがあるのですが、王芸迪選手って何かができるようになったとしても勝てそうにない感じがする(笑)。サービスのタイミングや出し方が独特で、レシーブがやり難いですし、ラリーになったらピッチが速くて早い段階で決められる。かといって、長いラリーに持ち込むと男子並のボールで絶対に1本多く返ってくる、マシンみたいな感じです(笑)」