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早田ひな選手のプロフィール

卓球未経験の僕が早田ひな選手を応援するようになったのは2019年です。そのきっかけは覚えていませんが、あの笑顔の魅力に取り憑かれたのは間違いないです。

また、攻撃的で躍動感あふれるプレースタイルと、声が裏返る咆哮も好きです。

*アイキャッチ画像はWTT公式サイトからの引用です。

特徴

  • 左シェークドライブ型に分類されます。ラバーは両面とも裏ソフトで、最もオーソドックスな戦型です。
  • 左利きは卓球のために矯正したもので、日常生活は右利きです。地元のPayPayドームでの始球式では右腕で投球しました。細かい作業は右手でしかできず、卓球の練習中にしっくり来ない時、右手に持ち替えて感覚を確認することもあるそうです。
  • 日本女子の中では高身長(167センチ)で、その体格が生み出すリーチの長さを活かしたプレーが特徴です。
  • 伊藤美誠選手と組んだ「みまひなペア」、張本智和選手と組んだ「はりひなペア」、戸上隼輔選手と組んだ「とがひなペア」で結果を残しており、新ダブルスの女王と呼ばれています。
  • 故障しやすいのが最大の弱点でしたが、身体の使い方や食事を変え、2021年以降は故障により試合を休んだことはなかったのですが、2022年9月に左腕を痛めてしまい約1ヶ月の休養を余儀なくされました。絶対に怪我しないフィジカルコントロールが必要です。
  • 年に何度か体調不良に陥ることがあります。体調管理は課題のひとつです。
  • 以前はパワフルなフォアハンドドライブを売り物にしていましたが、近年は何でもできる選手を目指しているようです。
  • パリオリンピックに出場してメダルを獲得することが目標と公言しており、本ブログはそんな早田ひな選手を全力で応援しています。

略歴

出典はWikipediaです。

  • 2000年福岡県北九州市生まれる。
  • 両親とも卓球とは無縁だったが、地元の名門石田卓球クラブで練習していた姉の影響を受けて、4歳より卓球を始める。石田大輔コーチとはその頃からの付き合い。
  • もともとは右利きだったが、石田卓球クラブ加入後に左利きに矯正。
  • 小学2年生の時に全日本卓球バンビの部(2年生までの部)に出場し、全国大会デビューを果たす。
  • 中間市立中間東中学校在学時には全国中学校卓球大会で2年連続優勝(2013年、2014年)、2014年4月ITTFワールドツアーチリオープンで平野美宇の記録を更新する当時史上最年少で決勝に進出。
  • 2015年、全日本卓球選手権大会(ジュニアの部)で準優勝。
  • 2016年、希望が丘高等学校に進学し卓球部に在籍。同年の全国高等学校総合体育大会卓球競技大会(インターハイ)の女子シングルスでは優勝。
  • 2016年、3月のITTFワールドツアークウェートオープン(U-21)でツアー初優勝。
  • 2016年、6月のITTFワールドツアーオーストラリアオープンでツアー初優勝。
  • 2016年、12月の世界ジュニア選手権大会の団体で優勝。直後12月ドーハで行われたITTFワールドツアーグランドファイナルではU-21で優勝、ダブルスでも優勝し2冠を達成。
  • 2017年、4月の第23回アジア選手権では女子団体で銀メダルを獲得し、ダブルスでも銅メダルを獲得。
  • 2018年、1月の全日本選手権でダブルスで伊藤美誠と組んで同大会初優勝。(以来4連覇中)
  • 2018年、11月のワールドツアー・スウェーデンオープンで伊藤美誠選手とのダブルスで優勝。
  • 2020年、1月の全日本選手権でシングルス初優勝。

2021年以降の戦績はこちらにあります。

SNSのアカウント

SNSでの活動は控えめです。僕はむしろそれでいいと思っています。

情報量は石田大輔コーチのインスタグラムが圧倒的で、早田選手の話題が多く取り上げられます。

2000年生まれの黄金世代のひとり

日本の女子卓球界には、2000年生まれの黄金世代と呼ばれる3選手がいます。伊藤美誠選手、平野美宇選手、そして早田ひな選手です。早田ひな選手の誕生日は2000年7月7日で現在24歳です。

3選手の中では伊藤美誠選手が最も早く頭角を現し、2016年リオオリンピックに出場して団体銅メダルを獲得しました。そのリオオリンピックにリザーブメンバーとして帯同した平野美宇選手は、伊藤美誠選手とともに東京オリンピックに出場して団体銀メダルを獲得しました。

黄金世代の3人の中では、ひとり出遅れた感があった早田ひな選手ですが、本人は「最後に抜けばいいぐらいの感じで思っている」と語っていました

貴重映像。

東京オリンピックはリザーブメンバー

早田ひな選手は東京オリンピックの選考レースに挑んだものの、国際大会で十分に結果を残すことができず、世界ランキング上位3名の伊藤美誠選手、石川佳純選手、平野美宇選手(選考理由はランキングだけではありません)が選出されました。そして東京オリンピック代表選手発表後の全日本選手権大会で初優勝し、狙っていたリザーブメンバーに選出されました。

このリザーブメンバーとして東京オリンピックに帯同したことで得られた経験は、とても貴重なものだったと機会あるごとに振り返っています。

舞台裏に触れた記事。

プレースタイル

  • 身長167cmの長い手足を活かした両ハンドドライブは破壊力抜群です。
  • 近年はドライブで厳しいコースを突けるように変わってきました。また、対戦相手によっては打つコースが最後まで分からないようにすることもあります。
  • (ダブルスだけではなくシングルスでも)台上技術を得点源にできています。
  • ポジション変更を速く流れるように行います。
  • メリハリのある、特徴的な咆哮(雄叫び、vocalization、絶叫のことも)も魅力のひとつです。
  • プレー中も笑顔を絶やしません。
  • ミスしても滅多なことでは他の選手が良くやるような悔しがり方(フロアを踏みつけるなど)をしません。まれに1回転します。

平野美宇選手が2017年のアジア競技大会で中国人選手3名を破って優勝した後、「ハリケーン平野」と呼ばれました。早田ひな選手にも同じようなことが起きると思いますが、その際は「トルネード早田」を希望しています。

YGサーブも使えます

早田ひな選手は、女子では珍しいYGサーブも使えます。現在、実戦での使用を増やしつつあります。

世界ランキング

早田ひな選手の世界ランキングは現在WR5位で日本人最上位です。

日本生命所属

早田ひな選手は日本生命に所属しています。所属の母体企業が変わる選手も少なくない中、早田ひな選手と日本生命は相思相愛で、絶大な信頼関係で結ばれていると思われます。

石田大輔コーチ、岡雄介トレーナー、金恵美コーチ、左俊斉コーチも日本生命所属です。

日本生命レッドエルフの絶対的エース

早田ひな選手は2018年に開幕したTリーグで、日本生命レッドエルフの4連覇達成に貢献した絶対的エースです。過去4シーズン目まではシングルス(とビクトリーマッチ)のみの起用で、ダブルスに起用されたことはありませんでしたが、第5シーズンは赤江選手とのペアでダブルスにも出場しました。第6シーズンは笹尾選手とのペアで1マッチに出場しました。

早田ひな選手のTリーグでの成績表

なおTリーグでみまひなペアが出場したことはありません。

2015年からNT選手

2015年から現在までNT(ナショナルチーム)選手に、継続して選出されています。年度によって人数に増減がありますが、5名から10名で、NT選手からNT候補選手に降格になる選手も少なくありません。早田ひな選手は2015年(当時は中学生)からNT選手に継続して選出されており、それは努力が確実に成果に表れ続けている証左でしょう。

チームひな

早田ひな選手は海外・国内問わず遠征や大会参加を「チームひな」で行動しています。早田ひな選手と次の5名で活動することが多いです。(国際大会の場合、日本卓球協会が公表している派遣者名簿を見ると分かります。)

  • 石田大輔コーチ(日本生命)
  • 岡雄介トレーナー(日本生命)
  • 金恵美コーチ(日本生命)
  • 左俊斉コーチ(日本生命)
  • 早田康恵さん(個人)

早田康恵さんはお母様ですね。金恵美コーチと左俊斉コーチは練習パートナーでもあります。

大会によっては練習パートナーが増えることもありますし、金恵美コーチと左俊斉コーチが帯同しない時もあります。

石田大輔コーチ

早田ひな選手は小学校4年から中学2年まで石田弘樹さん(石田卓球クラブの現代表)の指導を受けていました。中学3年になって海外遠征が増えてきた時に石田家三男の石田大輔さんが指導するようになりました。その後会社員を辞めて、早田ひな選手の専属コーチになったそうです。

石田大輔コーチのインスタグラムから。

 
 
 
 
 
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石田大輔 D.ISHIDA(@daisukeishida1979)がシェアした投稿

早田ひな選手と石田大輔コーチの組み合わせが生まれるのは100年に一度あるかないかなので、この時代を生きていることに感謝しています。

石田コーチとの関係が分かる動画

石田コーチ「この子の才能に夢をかけるというのは、人生においてはいいのかも知れないと思った」。

2023年度ミズノスポーツメントール賞を受賞

会社員を辞めて専属コーチになり、早田ひな選手を世界トップレベルにまで指導・育成した功績が評価され「ミズノスポーツメントール賞」を受賞しました。

早田選手をオリンピックや世界でメダルを獲得する選手にするために退職し、それまでの指導から専任コーチとして指導をしている。全生活を共に過ごし、体調管理、栄養管理等、総合的なサポートを続けている。国内、国際競技大会においても好成績を残している。2023 年の世界卓球選手権大会では中国選手を倒し見事銅メダルを獲得した(世界卓球シングルスメダルは、44年ぶりの快挙)。

引用:「2023年度 ミズノ スポーツメントール賞」受賞者決定

石田コーチの受賞コメント。

「まさか自分が受賞するとは思っていなかったので、その話をいただいた時は率直にうれしく思いました。(早田)ひなが4歳でラケットを握ってから、父と母と兄で10年間、その後私が引き継いで約10年と考えた時に、ぼくにとっては父と母がこの受賞し、ぼくが代表で(表彰式に)出たという感じです。
ひなの努力の積み重ねと、家族が(早田選手を)大切に育ててきてくれたことが、今回の受賞につながったと思います。日本卓球協会のみなさんをはじめ、日本生命卓球部があって、世界でチャレンジする場所を与えてくださったことに本当に感謝しています」

引用:「ミズノスポーツメントール賞」を石田大輔氏が受賞。 表彰式が都内で開催

岡雄介トレーナー

岡雄介トレーナーは日本生命所属で、早田ひな選手専任とは書かれていないものの、2021年以降の国際大会に早田ひな選手が出場した際は、もれなく帯同しているようです。

早田ひな選手のフィジカル強化とケガの予防の鍵を握っていると思われます。

岡雄介トレーナー

引用:石田大輔コーチのインスタグラム

WTTコンテンダーアンタルヤ2023ではベンチコーチを務めました。

WTTコンテンダーアンタルヤ2023でベンチコーチを務めた岡トレーナー

引用:WTTコンテンダーアンタルヤ2023シングルス決勝戦

中国語が話せる?

早田ひな選手は中国語を勉強しているようです。

よほどの理由、狙いがあって中国語に取り組んでいるのだと思われます。

おまけ

早田選手のインタビューが載っている、スマイルスポーツマガジン(無料の冊子)のPDFです。

早田選手のインタビューが載っている、スマイルスポーツマガジン(無料の冊子)のP表紙

引用:スマイルスポーツマガジンVol91

インタビュー動画。特技はどこでも眠れること。時差ボケなし。

インタビュー記事。「2024年のパリオリンピックで金メダルを獲りたい」

サンデーPUSHスポーツ・配信オリジナル。「人生で一番食べてる」

腕の太さが左右で違いすぎる。

ファイテン制作の特別ページ「早田ひな選手必勝インタビュー」。

黄色い毛布

早田ひな選手は遠征の際必ず、お気に入りの黄色い(ひよこの)毛布を持っていくことで知られています。長く使いすぎて灰色っぽく変色してしまい、それを見た人からは「汚い」と言われるそうです。

「おばあちゃんになっても卓球はやめません」

2024年5月26日に放送された情熱大陸「世界へ、飛躍のとき」で、早田ひな選手が取り上げられました。その中で小学4年生の時に書いた作文「わたしの将来の夢」が紹介されました。

引用:情熱大陸公式アカウントのXポスト

そこには「将来私はおばあちゃんになっても卓球はやめません。」と書いていました。素晴らしい。永く応援できますね。

石田コーチはインスタグラムストーリーズに次のように書いていました。

  • 流石にこれは見たことなかった。
  • (遠征に帯同している)早田選手のお母様に「大人が隣にいて書かせたの?」と聞いたら、学校で自分で書いて持って帰ってきたとのことだった。

早田ひな後援会

早田ひな選手の活動を支援する目的で設立された、公式の後援会が存在します。早田ひな選手の推し活をする方には、入会することを強くおすすめします。

早田ひな選手を取り上げた卓球ジャパン

WTTスターコンテンダードーハ特集1

WTTスターコンテンダードーハ特集2

2021世界卓球選手権、みまひなペア徹底解説スペシャル

2021世界卓球選手権、はりひなペアの激闘をプレーバック

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WTTコンテンダーザグレブ2022、みうひな対決をDEEP解説

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世界卓球2023ダーバン大会での王芸迪選手との死闘をDEEP解説

あの時、実は

これは卓球ジャパンではありませんが、テレ東卓球チャンネルが制作した、2024年1月22日公開の特別企画です。今世紀最高の試合と言われている、世界卓球2023ダーバン大会王芸迪戦の裏側を取材したものです。

世界卓球2024釜山大会開幕直前特集

これも卓球ジャパンではありませんが、テレ東卓球チャンネルが制作した特集動画です。

孫穎莎選手を倒すための提言

パリオリンピックを目前にして、早田ひな選手が孫穎莎選手を倒すためにすべきことを、平野早矢香さんが提言しています。

WTT制作の特別動画

22歳の誕生日に

WTT女子ファイナルズ名古屋2023前に

早田ひなファン必見のインタビュー動画。

逆点の早田

早田ひな選手は「世間からは逆点の早田と呼ばれている」と認識しているぐらい、大量ビハインドをひっくり返して勝つことがあります。早田ひなファンとしては心臓に悪いので、常にリードを保って勝って欲しいものです。

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