記録

みうひなペアの大会出場記録(戦績)

2000年生まれの黄金世代である伊藤美誠選手、平野美宇選手、早田ひな選手のうち、左利きは早田選手だけです。そしてダブルスは右利きと左利きの選手がペアを組むのが理想的と言われおり、早田選手は伊藤選手とも平野選手とも組んで互いの良さを引き出せる類まれな才能の持ち主です。新ダブルスの女王と呼ばれるのは決してお世辞ではありません。

パリオリンピックでダブルスがあるのは団体戦のみですが、ダブルスの勝敗がメダルの行方を大きく左右します。日本卓球協会がみまひなペア以外のペアリングも想定して準備しておきたいと考えても不思議ではありません。

*アイキャッチ画像は早田選手のインスタグラムストーリーズからの引用です。

みうひなペア

早田ひな選手はダブルスで伊藤美誠選手とペアを組むことが多いのですが、他の選手とペアを組むこともあります。平野美宇選手と組む「みうひなペア」も普通に強いです。

みうひなペアの初結成は2017年1月のITTFワールドツアー・ドイツオープンでしたが、大会直前に急遽決まったもので、練習も現地でしかできなかったそうです。日本卓球協会がこのペアリングをテストしたかったのかも知れません。その大会でのもう一組のダブルスは、石川佳純選手と伊藤美誠選手の「かすみまペア」でした。

かすみまペアはR16で敗退でしたが、みうひなペアは初結成で初優勝でした。ところが直後に開催されたITTFワールドツアー・スウェーデンオープンではみまひなペアに戻りました。

再結成は2018年8月のITTFワールドツアー・チェコオープンでした。その大会でみうひなペアは準決勝でクロアチア/シンガポールの国際ペアに敗れてベスト4でした。もう一組のかすみまペアは準決勝で中国ペアに敗れてベスト4でした。

その後みうひなペアが出場することは長らくありませんでした。理由のひとつに2020年1月に東京オリンピック出場メンバーが決定され、団体戦でかすみうペアの起用が明確になったというのがあります。そして2022年9月、WTTコンテンダーアルマトイで4年ぶりに再々結成され、期待どおりに優勝したのでした。

2020年まで

このブログは2021年以降の大会を扱っていますが、みうひなペアについては2020年以前の主な戦績も調べました。

2017 ITTFワールドツアー・ドイツオープン(2017年11月)

決勝で陳思羽/鄭怡静ペアを破って優勝しました。

フル動画。

フル動画、上記動画のダブルスのみ、実況なし。

2018 ITTFワールドツアー・チェコオープン(2018年8月)

準決勝でクロアチア/シンガポールの国際ペアに敗れてベスト4でした。

動画は見つかりませんでした😭

2021年

2021年はみうひなペアの出場はありませんでした。

2022年

突然再々結成されたことにびっくりしましたが、パリオリンピックを見据えてみうひなペアをテストしておきたいという日本卓球協会の意思なのかも知れません。

WTTコンテンダーアルマトイ2022(9月12日から18日)

みうひなペアは期待どおりに優勝しました。本当に楽しそうにコート内を駆け回る二人が印象的でした。

まだ孫穎莎/王曼昱の世界最強ペアに勝てるとは思えませんが、(パリオリンピックまでに)どこまで戦えるようになるのか、観てみたいですね。

2024年

パリオリンピック2024(7月27日から8月10日)

パリオリンピックの団体戦でR16、準々決勝、準決勝の3試合をみうひなペアで臨みました。練習時間は十分ではなかったと思われますが、それを全く感じさせないほど動きが良かったです。

二人が本当に楽しそうに試合していて最高でした。

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