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はりひなペアのパリオリンピック出場権獲得と第2シード確保への戦いの記録

はりひなペアは混合ダブルスの日本代表候補です。世界卓球2024釜山大会で男女ともに、団体戦とシングルスの出場権を獲得しましたが、それらとは別に、混合ダブルスの出場権を獲得する必要があります。

また、優勝を目指す上で絶対に達成したいのが、第2シードの確保です。100%第1シードになる世界最強の中国ペアと決勝まで絶対に当たらないようにするには、第2シードを確保するしかありません。第3、第4シードだと確率1/2で(ドローにより)中国ペアと準決勝で当たってしまいます。

この記事は、はりひなペアのパリオリンピック本番に向けた戦いの記録です。

*アイキャッチ画像はこちらの記事からの引用です。

混合ダブルスのパリオリンピック出場枠

混合ダブルスのパリオリンピック出場枠は16ペアしかありません。そして出場資格は協会ではなくてペアに与えられます。

  • 各協会から出場できるのは最大1ペアのみ。
  • 大陸予選枠が6、うちアジアの1枠は不使用で世界ランキング枠へ。
  • 混合ダブルス世界予選枠が4、予選会の上位4ペアが出場権を獲得。
  • 世界ランキング枠が6、うちひとつは大陸予選枠のアジア分。
  • 開催国枠が1、フランスペアが獲得します。

大陸予選枠

大陸予選枠にて次の5ペアが出場権を獲得済みです。

  • ドイツ:チウ・ダン/ニーナ・ミッテルハムペア
  • ブラジル:ビトル・イシイ/ブルーナ・タカハシペア
  • エジプト:オマール・アサール/ディナ・メシュレフペア
  • キューバ:Jorge CAMPOS/Daniela FONSECA CARRAZANAペア
  • オーストリア:ジー・ミンヒョン/ニコラス・ラムペア

アジアの大陸予選枠は、2023年アジア選手権大会で優勝した林高遠/王芸迪ペア(王楚欽/孫穎莎ペアはエントリーしていない)に付与されましたが、当然辞退となりました。そのためアジアの大陸予選枠は世界ランキング枠に回りました。

混合ダブルス世界予選枠

2024年4月11日、12日にチェコでパリオリンピック混合ダブルス世界予選会が開催されます。次のペアがエントリーしています。ポイントは5月7日有効のものです。

パリオリンピック混合ダブルス世界予選会のエントリーリスト

  • はりひなペアと林鐘勳/申裕斌ペアはシンガポールスマッシュ2024終了後に相次いでキャンセルになりました。情報が一切ありませんが、世界ランキング枠で獲得できると判断したのでしょう。
  • その後、林昀儒/陳思羽ペアもキャンセルになりました。
  • 中国の世界最強ペアはそもそもエントリーしていません。世界ランキング枠で100%獲得できますからね。またフランスは開催国枠で獲得できるので、エントリーしていません。

はりひなペアが世界ランキング枠で獲得するのは確実

はりひなペアと林鐘勳/申裕斌ペアがパリオリンピック混合ダブルス世界予選会をキャンセルしたのは、シンガポールスマッシュ2024の結果を受けて世界ランキング枠で出場権を獲得できると判断したからでしょう。また、そのわずか3日後にワールドカップマカオ2024(個人戦)が始まるため、(パリオリンピックのシングルスと団体戦のためにWRを上げるために極めて重要な)ワールドカップへの調整を優先したのだと思われます。

世界ランキング枠は6で、5月7日の混合ダブルス世界ランキング順に付与されます。サウジスマッシュは対象外、WTTチャンピオンズ仁川2024とワールドカップマカオ2024はシングルスのみなので、残る対象大会はフィーダーシリーズだけです。フィーダーは優勝しても125ポイントしか付与されないこと、エントリー状況からはりひなペアが世界ランキング3位で5月7日を迎えることは確実です。

パリオリンピック混合ダブルス世界予選会

はりひなペアは出場しませんが、次のような試合形式の大会です。独特ですね。

  • 2つのステージで4ペアを選出します。
  • 大会初日にWRをもとに2つのトーナメントグループを作ります。R16から(上位ペアは準々決勝から)で各グループの優勝ペア(合計2ペア)に出場権が付与されます。この2ペアはステージ2には進みません。
  • 大会2日目に初日の結果とWRをもとに2つのトーナメントグループを作ります。各グループの優勝ペア(合計2ペア)に出場権が付与されます。
  • 試合は全て7ゲームマッチです。現在混合ダブルスで7ゲームマッチを採用しているのはオリンピックとこの予選会だけですね。

混合ダブルス世界予選枠を獲得したのは

パリオリンピック混合ダブルス世界予選会を勝ち抜いた、次の4カ国が混合ダブルス世界予選枠を獲得しました。

  • 北朝鮮:RI Jong Sik/KIM Kum Yongペア
  • 香港:黄鎮廷/杜凱琹ペア
  • スペイン:ロブレス/シャオ・マリアペア
  • スウェーデン:カールソン/シェルベリペア

北朝鮮ペアは不気味ですね。パリオリンピック本番では反対の山に入りたいです。

パリオリンピック第2シード確保に向けて

パリオリンピックの混合ダブルスのシードは7月16日のWRで決まると思われます。次は現在の保有ポイントの7月16日有効分をまとめたものです。(計算間違っているかも)同一国の最上位でないペアは除外しています。

混合ダブルスペアの現在の保有ポイントの7月16日有効分をまとめた表

第2シードを確保するには韓国ペアを上回る必要がありますが、現在ポイント差が1,347もあります。この差を7月16日までに逆転するのは非常に厳しいです。5月のサウジスマッシュで韓国ペアより先に負けると絶望的です。また、コンテンダー、スターコンテンダーには出まくるしかないですね。出たくなくても韓国ペアが出る場合は出るしかないですね。

よく見ると現在3位から5位は僅差で、はりひなペアは4位なのでマジで状況は厳しいです。

混合ダブルスのシードに関係する大会

適宜更新します。

サウジスマッシュ2024(5月1日から11日)

WTTコンテンダー太原2024(5月20日から26日)

WTTコンテンダーリオデジャネイロ2024(5月20日から26日)

WTTコンテンダーメンドーサ2024(5月27日から6月2日)

WTTコンテンダーザグレブ2024(6月3日から9日)

WTTスターコンテンダーリュブリャナ2024(6月10日から16日)

WTTコンテンダーラゴス2024(6月17日から23日)

WTTコンテンダーチュニス2024(6月24日から30日)

WTTスターコンテンダーバンコク2024(7月2日から7日)

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